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戦争から何百年過ぎただろうか。
化学兵器の失敗により地球は靄につつまれてしまった。
太陽光がさえぎられ数多くの生物は姿を消した。

しかし人間とは強いもので靄につつまれた世界でも明るくたくましく生きていた。
昆虫やわずかな植物が我々の食料源となった。
かつて日本と呼ばれていた地域に、青年と呼ぶにはまだ早い1人の少年がいた。
彼は世界が見たかった。 この曇った世界はむかし美しかったらしい。

そんな彼の前に飛行気乗りがあらわれる。
年は同じ頃らしいが眼差しは大人のようだ。
西洋と呼ばれていた地域から故障で不時着したらしい。 
物語は2人の少年が主人公である。

飛行気乗りは世界中を飛び回り、あるものを探しているらしい。
少年は彼から色々な話を聞き胸が躍った。
やはり世界には知らないものがまだまだある。

少年は飛行気乗りがなんとなく好きだった。
住む地域は違えど、彼の話はおもしろいし気が合うのだ。
飛行機の修理が終わったら、彼はまた旅立つと言った。
少年は飛行気乗りに自分も乗せてほしいと話をした。
もちろん彼もうなずいた。
世界は靄につつまれていたが少年たちの心には光があった。

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